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~オーストラリアの医療制度(プライベート編)~ 今回も間委員御礼だった JASIC が開催したセミナーのレポート(その2:プライベート医療保険Tax編)

年度末も迫っており、会計だの税金だのなんだか難しい話で悩まされる季節がやってまいりました。
そして今回は、Taxのお話。
以前レポートした、JASIC主催のセミナー『オーストラリアの医療制度:プライベート医療保険とプライベート医療システム』の第二弾。プライベート医療保険とTaxの優遇措置、なんてお話がありましたので、レポートです。
(2016年時点の税制に関する紹介です)

そもそも、オーストラリアの国民及び永住者は、その収入に関わらず漏れなく無料で医療を受けることができる、というのがメディケアという制度。
パブリックの病院ならメディケアカードさえあれば無料、というのは何とも素晴らしい制度なのであります。
その反面、手術が数年待ち、はあたりまえ。やっと順番が回ってきても、緊急の手術が入って延期、なんてこともよくあること、とか。
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また、医療費も年々増加する中、それを負担する政府としては、パブリック病院への集中を緩和し、より質の良い医療を国民に推奨するべく、プライベート医療の利用増加を図っております。
そんなメディケアの問題点とそれを解決するプライベート保険に関しては、こちらのレポートから。

プライベート医療を受けるために必要なのがプライベート保険なのですが、政府が勧めるだけあって、このプライベート医療保険に加入しているかしていないかで、徴収される税金や保険料が変わってきます。
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【Case1: 収入が大きいにも関わらず、プライベート保険に加入しないと・・・】
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追加でMLS(Medicare Levy Surcharge)という税を徴収されます。
◇ 個人収入が $90,000 以下、又は一世帯当たりの収入が $180,000 以下の場合:
徴収なし
◇ 個人収入が $90,001 - $105,000 又は一世帯当たりの収入が $180,001 - $210,000 の場合:
1% の徴収
◇ 個人収入が $105,001 - $140,000 又は一世帯当たりの収入が $210,001 - $280,000 の場合:
1.25% の徴収
◇ 個人収入が $140,001 以上、又は一世帯当たりの収入が $280,001 以上の場合:
1.5% の徴収
詳細はこちら
https://www.ato.gov.au/Individuals/Medicare-levy/Medicare-levy-surcharge/Income-for-Medicare-levy-surcharge,-thresholds-and-rates/

【Case2: 普通の人はプライベート保険に入ると・・・】
補助金(Private Health Insurance Rebate)が出ます♪
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(但し、個人収入が $140,001 以上、又は一世帯当たりの収入が $280,001 以上のようなお金持ちには補助金は出ません)
補助金額は収入により決まります。
また、歯医者さんなどの Extra Cover と呼ばれる部分に関しては、補助金の対象外となります。
補助金額の割合は、以下のサイトを参照。
http://www.privatehealth.gov.au/healthinsurance/incentivessurcharges/insurancerebate.htm

【Case3: なかなかプライベート保険に入らない人は・・・】
年を取るにつれて、加入後の保険料が高くなります。
(Lifetime health cover)
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31歳を過ぎてもプライベート保険に入っていないと、年間2%ずつ保険料が増額され、後で加入したとしても増額分を支払わなくてはならない。(上限10年)
当然、高くなった分には、前述の補助金(Private Health Insurance Rebate)は適用されません。
これは恐ろしい・・・
ちなみに、高くなった分の料金を払ってしまえば、保険料は通常料金に戻るとのこと。
詳細はこちら。
http://www.privatehealth.gov.au/healthinsurance/incentivessurcharges/lifetimehealthcover.htm

このようなお話を、日本人の現役の会計士さんから生で聞けるのが、JASICのセミナー。
現役だけあって、実例を挙げてわかりやすく説明してくれます。
また、目の前のスピーカーの方に日本語で直接質問できて、同じような疑問を持つ方と情報を共有できるのも、嬉しいところ。
今後も JASIC のセミナーに注目です!


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